自分を律する

「自立したい」と口にする人ほど、
まだ何かに守られた場所に立っていることが多いように感じます。
本当に自立を目指すのであれば、
言葉にする前に、まず取り組むべきことがあります。
それは、自分を甘やかしてしまう環境を見直すことです。
人は、思っているほど強い存在ではありません。
身近に楽な選択肢があれば、
意志の強さに関係なく、そちらに流されがちです。
特に高校年代では、その傾向が顕著だと思います。
「周りがやっていない」
「今やらなくても、何とかなる」
そう感じられる環境は、
気づかないうちに成長のスピードを奪っていきます。
例えば、ダイエット中に
好きなお菓子が常に手の届く場所にあれば、
「今日だけ」という言い訳は、簡単に増えていきます。
これは根性の問題ではなく、環境の問題です。
だからこそ、
努力せざるを得ない場所に身を置くことが大切です。
逃げ道の少ない環境を、
自分自身で選ぶ必要があります。
居心地の良い場所を離れることには、不安も伴います。
仲間や立場、安心感など、
手放すには勇気がいるものです。
しかし、一歩外に出てみると、
意外と何とかなることも少なくありません。
同じ覚悟を持った人は、自然と周りに集まってきます。
人は環境に適応し、
考え、悩みながら前に進んでいく生き物です。
もし迷っているのであれば、
あえて厳しい道を選ぶことも、一つの選択です。
楽な道は、多くを求めてきません。
一方で、厳しい環境は、人を本気にさせてくれます。
自分を律するとは、
自分を無理に追い込むことではありません。
成長できる環境を、
自分の意志で選ぶことだと思います。
意志あるところに、道は拓く。
